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【海外で活躍する日本の方にお話を聞こう 〜第2弾〜】 フランスに住むMegumiさん

こんにちは!とことこあーすの八木です^^

世界で活躍する日本人の方にお話を伺う企画、第二弾です。今回は、フランスで生活されているMegumiさんにインタビューさせていただきました!

フランスに住むようになったきっかけ

八木ーフランスに住むようになったきっかけについて教えてください。

Megumiさんー大学卒業後に、フランスに語学留学したことがきっかけですね。元々フランスの雑貨が好きで、大学でフランス語を勉強していたので、フランスに関心がありました。また、大学時代のアルバイト先がアパレル系で、その当時知り合った人の繋がりもありましたね。語学留学が終わり、帰国間近となった頃、知り合いのデザイナーの元でアシスタントとして働くことになって、ファッション系のお仕事に携わるようになりました。

なぜフランス語専攻に?

八木ー先ほど、大学でフランス語専攻したとおっしゃっていましたが、なぜフランス語にされたんですか。

Megumiさんー当時フランスが私の中でブームでして、フランスに対する憧れがあって、大学ではそれに関連するものを学びたいと思ったからですね。大学で学んだことが身になったかはあまりわからないですが、その当時していたバイトで出会った人や旅行が今の自分の人生に大きく影響しているなと思いますね。

お仕事について

八木ー語学留学後のお仕事はどういったものだったのですか。

Megumiさんーその当時の仕事は、ファッション面でのお手伝いというより、言語の面でのサポートが主でした。その後、ファッションについて学びたいと思い、本格的にパターンの勉強をするため、学校に通って、数年くらいパタンナーのお仕事をしました。

八木ー現在はどういったお仕事をなさっているのですか。

Megumiさんー現在は、キッズやベビー向けの小物を作り、日本のお店に卸しています。普段はアテンドのお仕事もしているのですが、最近はコロナの影響により、減っているので、おうちで物づくりして商品を提案してという形で働いています。フリーランスという感じですね。

八木ー元々は大人用のお洋服を作られていたとのことですが、なぜ子供のものにフォーカスしたのですか。

Megumiさんーベビーシッターなどの経験から、子供の無邪気で、流行などの概念に囚われることなく、なんでも似合うところに魅力を感じ、子供服に力を入れるようになりました。

フランスで苦労したこと

八木ーフランスに渡って、一番大変だったことについて教えてください。

Megumiさんーアパート探しが大変でした。

八木ーそれは外国人であるというのが原因ですか。

Megumiさんーというよりも、フランスには空き部屋が少なく、収入が多い人や安定した職についている人から決まっていくんですが、私はフリーランスで働いているので、難しかったですね。あまり人種は関係ないですが、親日家のオーナーさんの所にしてみたりもしました。

印象的だったことについて

八木ーフランスで一番印象的だったことについて教えてください。

Megumiさんー個人的なことですが、子供を出産ですね。

戸田ーフランスは出産する際にあまり休まないと聞いたことがあるのですが。。。

Megumiさんー確かに、日本のように、出産後何日か病院にいないといけないという決まりはないですね。ですが、私の場合は休めましたし、夫も1週間程度の育児休暇がありました。すぐに働く人もいますが、そういう人は出産前に休んでいたりしますね。

戸田ーそうなんですね、フランスでの子育てはしやすいですか?

Megumiさんー日本よりしやすいように思います。経済面に関しては、出産時にお金がかからなかったり、PUBLICの学校だと給食費程度なので、良いように思います。学校の休暇が長いというのもありますが、学童保育も安く入れます。公園も多いので、環境的に関してもいいように感じます。またフランスでは、男性も子育てに積極的なので、そういった面でも子育てしやすいですね。長期休暇でバカンスに行けない人たちに対して、自治体で子供たちを楽しませるためのイベントも多く開催されていて、いいなと思います。

フランスについての疑問のあれこれ

フランス人ってあんまり働かない?

八木ーフランスでは働く時間が短いと聞いたことがあるんですが、本当ですか!?

Megumiさんー週の労働時間が35時間なので、日本より短いと思います。夫が帰ってくる時間も早いなと感じますね。

フランス人って服をあまり買わない?

八木ーフランス人は質の良い服を買って、長く着るというスタンスで、服を10着しか持たないというのを聞いたことがあるんですが、本当ですか?!

Megumiさんーあまり買わないような印象受けます。年配の方は特に、一つのものを大切に着続けている方が多いと思います。

これから進路を決める子どもたちへ

八木ーこれから進路を決定していく、子どもたちにアドバイスをいただきたいです。

Megumiさん自分の好きなことを自分で決めて自分の道を進むことですかね。フランスに来て、学歴がモノを言うというよりも頑張っている人が上にいくんだなと実感したので、夢中になれるものがあるなら、まずはやってみるのがいいのではないかと思いますね。やってみて違ったとしても、その経験は無駄にはならないので、支えてくれる大人に感謝しつつ、でも適度に流して自分で決めていくのが良いなと思ってます。私はこうでなければ立派な大人じゃないというのはないと思っていて、お金とかではなくて、本人が満足ならいいなって感じますね。自分自身が納得できる人生が一番いいんじゃないかなと思います。実は私も新しいことを始めて、第二の人生を始めようかなと企み中です^^ 一つのことをやり続けることも素敵だなと思うんですが、私は二、三個やっていくスタイルだなと思います(笑)

八木ーありがとうございました!!

インタビューを終えて:今回は、フランスに住むMegumiさんにインタビューさせていただいて、Megumiさんのとりあえずやってみようという物怖じしないスタンスがとても印象的でした。一から新しいことを始める時は構えてしまったり、勇気が必要だったりしてなかなか行動できずにいる人が多い中、いくつになってもその時々でやりたいことを見つけ、それを楽しんでやられているんだなと実際にお話を聞いて強く感じました。不安に思う前にまずは動く!素敵なお話をありがとうございました!(八木)

 

 

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