パリ注目の新スポット!!

こんにちは!とことこあーすの斉藤です。パリでは2024年の夏季オリンピックに向け、リニューアル真っ最中!今、活気づいているパリの注目の新スポットをご紹介します。
アトリエ・デ・リュミエール/Atelier des Lumières
2018年春に始まったパリで初めてのデジタルアート美術館「Ateliers des Lumières(アトリエ・デ・リュミエール)」
1835年にプリション兄弟によって鉄部品を製造する鋳造所として建てられ、のちに大規模な改修が行われ、今の姿となりました。
120台のビデオプロジェクターで3000枚以上の画像が、壁、床、天井と、2000㎡のあらゆる面に映し出されます。そして展示されるそれぞれのアートに合わせて、50台のスピーカーから流れる音楽が、作品をより立体的にアートの世界へと誘ってくれます。
床に座ったり、歩いたり、壁にもたれたり、それぞれのスタイルで芸術を楽しみ一体となれる空間は、大人はもちろん、子供たちにとっても芸術を五感で楽しむことができるでしょう。
フランスはもとより世界中にファンを持つ後期印象派の画家セザンヌ。およそ1時間のプログラムですが、まったく飽きさせることなく、普段なら少し敷居の高い美術館も、ここでなら気軽に、アートを身近に感じることができるでしょう。テーマは毎年更新され、各展示会は一年中続きます。セザンヌのアートの一部になってみませんか?
Atelier des Lumières
住所: 38 Rue Saint Maur、75011 Paris
時間:月-木 10:00-18:00 /金-土 10:00-22:00 /日 10:00-19:00
ブルス・ドゥ・コメルス/Bourse de Commerce
2021年5月22日、パリに新しい現代美術館「ブルス・ドゥ・コメルス/ピノー・コレクション」がオープンしました。1767年に建築された商品取引所を、世界的な建築家である安藤忠雄さんが改修設計を担当し、ピノー財団の現代美術コレクションを納めた、現代美術館に生まれ変わりました。
※1889年のパリ万博時に、5人の画家によって描かれた天井画
コロナ禍で約1年もオープニングがのびてしまいましたが、フランス3度目のロックダウンが明け、満を期して開館を迎えたブルス・ドゥ・コメルス。グッチ、サンローラン、バレンシアガなどを抱える世界的ラグジュアリーグループ「ケリング」(KERING)の創業者である、フランソワ・ピノーが1960年以降、長きに渡り収集した約3,500点、総額12.5億ユーロにもなるプライベートコレクションから選りすぐりの作品の数々を展示しています。
この建物はパリ市から50年の貸与なので、その時が来たら、借りた時の状態に戻して返さねばならず、建物そのものに手をつけることはできない。その解決策として生まれたのが、元の18世紀の円形の建物をきっちりと残し、その内側にコンクリートの新たなスペースを創り出すという安藤忠雄さんの斬新で画期的なアイデアでした。造形に採用されている円形には“未来”、円には“希望”の意味が込められているのだそうです。
現代を表現したり、風刺したような、センセーショナルな作品の展示もありました。
ブルス・ドゥ・コメルスはフランス語で「商品取引所」の意味。 建物は16世紀の王妃、カトリーヌ・ド・メディシスが命じた邸宅工事が起源で、18世紀に円形に改築され、穀物市場として使われていたそうです。4階のレストラン「アール・オ・グラン(Halle aux grain)」では、穀物市場だった建物へのオマージュで、穀物や豆類を主役としたメニューが頂けるそうです。
建物の中に入れば「現代アート」の世界が広がっています。絵画、彫刻像、写真、動画など、様々な芸術との対話を楽しんでください。
是非、ネズミちゃんも見つけてくださいね!!
Bourse de Commerce – Pinault Collection
住所:2, rue de Viarmes, 75001 Paris
時間:10:00~19:00(金曜日 ~21:00)
休館日:火曜日
https://www.pinaultcollection.com/en/boursedecommerce
トゥートバス/Tootbus Tour
このトリコロールカラーが目印の2階建てバス「トゥートバス ツアー」
見どころの多い大都市であるパリの、あらゆるスポットに簡単にアクセスしてくれます。
乗り降り自由で、3路線、38か所の停留所、100以上の名所へ!さぁ出発です!!
スマートフォンの乗車券を運転手に見せて乗り込みましょう。チケットは24時間の利用が可能で、48時間にアップグレードすることも可能です。そして是非オススメしたいのが、2階に上がった階段の後ろの席です!写真を写す際に、写り込んでしまう前後の席に座るお客様。この席だと前に席がないので、気兼ねなくベストショットをお撮りいただけます!
パリの風を感じながら街を走り、アーチをくぐって見えたのが、ピラミッドの形をした入り口が印象的な、ルーブル美術館でした。歓声とともに止まらないシャッター音!まるでアトラクションに乗っているかのようでした。
2階のデッキから眺めるパリの観光スポットや、街並みは、普段見ている景色とは一味違い、シャンゼリゼ通りを走りながら、凱旋門が段々と近づいてくる様子にワクワクが止まりません!
凱旋門の回りをぐるりと一周!1806年、ナポレオン1世が軍の勝利を記念して建設を命じた、高さ49.54m、幅44.82mの門。壁面はナポレオン軍の戦闘を描いたレリーフで飾られています。
その姿を見ただけでパリに来たことを実感できる、象徴的存在のエッフェル塔
地上4メートルの高さのあるデッキから、シャッターチャンスを狙えるのもトゥートバスの楽しみのひとつでしょう!無料のWiFiもあるので、臨場感たっぷりのフランスをその場でシェアすることもできますよ!
バス車内には音声ガイドも付いていて、車内の端末かTootbusアプリをお選びいただくことができ、英語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語でご利用いただけます。移動中にパリの情報を聴きながら、お楽しみくださいね。
いかがでしたか?パリの魅力的なハイライトを存分に楽しんでいただけるトートゥバス!
旅の始まりに、旅の終わりに、もちろんいつでも彼らが笑顔で迎えてくれます。