【視察レポート】フランス美食や大自然を堪能!オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地方~リヨン周辺

美食や大自然など、豊富な魅力のオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地方~リヨン周辺
(2022年2022年3月視察)
こんにちは。とことこあーすの斉藤です。世界的なコロナウイルスの影響にて海外渡航が難しくなって2年が経ちますが、先日Atoutフランス(フランス観光開発機構)にご招待を頂きフランス視察に行って参りました。
その時のフランス・オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地方〜リヨン周辺の様子をご案内いたします。
美食の街リヨン、ヨーロッパの屋根と言われているアルプス山脈とモンブラン、ワイナリーやラベンダー畑、豊かな食の大地があるアルデーシュ県とドローム県、オーヴェルニュ地方とその火山帯 など、様々な顔を見せてくれるオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地方。
パリから TGV(高速鉄道)で2時間、毎日30本運行していてアクセスの良いフランス第二の街、そして美食の街として有名なリヨンからご案内します!(写真はベルクール広場です/place Bellecour)
リヨンといえば、何と言っても美食の街!そして、まず訪れていただきたいのが、現代のフランス料理の礎を築いた料理人ポールボキューズに敬意を評し名付けられた『Les Halles de Lyon Paul Bocuse レ・アール・デュ・リヨン・ボキューズ』
目に飛び込むお菓子の数々が、なんとも可愛らしい!!カラフルで、芸術的で、見ているだけでウットリ。ハートを持って行かれました♡
様々なハムやソーセージが並ぶシャクータリー。自慢の肉の惣菜も並んでいます!「何のワインに合わせようか?」「隣のワイン屋さんに相談してみよう♪」そして、そのまま場内のテーブル席へ。市場の活気ごと味わえるのも醍醐味ですね。
フォアグラが詰まったリッチなパテ・ド・カンパーニュや、色とりどりのマカロンなど、フランスの伝統的な料理やお菓子を売る店もたくさんありました。
フランスのリヨンを本店に、日本でも店舗を構えるセバスチャン・ブイエを発見!セバスチャン・ブイエ
視察チームのみんなと、パチリッ!場内の料理とワインに舌鼓を打ちながら、ガールズトークにも花が咲きました。市場の素晴らしい地場産物は、一つ一つが目にも舌にも感動的で、数々の星付きシェフを生み出していることもうなづけました。Halles de Lyon
あたたかなこの日。たくさんの店が建ち並ぶ、リヨンの主要なショッピングエリアの1つであるベルクール広場周辺。マグノリアが至る所で咲いていて、街を華やかに彩っていました。たくさんの人で賑わい、春の訪れを感じました。※フランスでは、2022年2月11日より屋外でのマスク着用義務が解除されています。
長蛇の列ができる人気のジェラート屋さん。食べ歩きしている人も!Glacier de Lyon | Terre adélice, fabricant de glaces artisanales 100 % bio
ランチは、大衆文化を映し出すようなリヨン特有のビストロ「ブション(Bouchon)」!!和気あいあいとしたフレンドリーな雰囲気の中で、リヨンを感じてください。 Bouchons des Carnivores
夜の街はテラス席が賑わい、クレスタン劇場(Théâtre de Célestins)横にまでテラス席を作ってしまうのも、リヨンならではですね!
最も古いレストランの1つである『LA MÈRE LEA』で、トラディショナルなディナーはいかがですか?リヨンの名物料理を召し上がれ bon appétit!!
前菜。サラドゥ・リヨネーズ(Salade lyonnaise)。
リヨン風サラダのことで、サラダ菜、パンににんにく味を付けてグリルしたクルトン、ポーチドエッグ、太めのベーコンが入ったサラダ。ベーコンもクルトンもたくさん入っているので食べ応えのあるサラダです。
メイン。リヨンを代表する伝統料理であるクネル(Quenelle)。
クネルとはカワカマス(Brochet)をすり身にして円筒形に形づくり、オーブンで焼いた料理。ザリガニでとったクリーミーな だし汁と、オーブンから出したばかりのスフレ状に膨れたクネルは食欲をそそります。
デザート。ウフアラネージュ(oeuf a la neige aux pralines)やわらかいカスタードに、卵白のメレンゲが乗っています。帽子くらいのサイズがありました!LA MÈRE LEA
ディナーの後は、目の前に流れるソーヌ河に揺らめく街の灯りを眺めながら、夜風に吹かれ、語らう時間もいいですね。(写真上:フルヴィエール大聖堂とリヨン裁判所/下:コレージュ橋)
新しいものと古いものが入り混じるリヨンの街を、船の上から眺めるのもおすすめです。Les Bateaux Lyonnais
リヨンを美食の街という観点からご案内しましたが、クロワ・ルース地区のストリートアート、コンフリュアンス博物館、ギャラリー、イリュミネーションなどなど・・・
芸術やアートも盛りだくさん!是非、リヨンの文化スポットにも足を伸ばして見てください。
さて、リヨンから始まるエクスカーション(小旅行)をどうぞ!
=ローマ劇場=
リヨンから電車で僅か20分ほどで行ける、ローマ遺跡が多数存在する街ヴィエンヌへ。新旧が入り混じるこの街はユネスコの世界遺産にも登録されています。
旧市街にあるローマ劇場では、毎年夏にJAZZフェスティバルが開催されています。
ゴスペル、ブルース、ソウル、ファンク、エスニックなどなど・・・・
夏の夜、古代都市の中心部で開催されるJAZZフェスティバル!
ワイン片手に、音と中世ローマ時代の世界に酔いしれるのはいかがですか?
=ラベンダー畑=
南へ2時間車を走らせると、そこはまるで違う景色が広がります。夏はラベンダー畑、冬は黒トリュフ狩り、ワイナリーホテルで一泊しながらワインをゆっくり楽しむのもいいですね。Maison de la Lavande
次回は都会の喧騒から離れて、食事、ワイン、景色など、全てが豊かでゆっくりと時間の流れるワイナリーホテルについて、ご紹介させて頂きます!