【スクール】アマルフィで3つの仕事をこなすYUMIさんから学ぶ

こんにちは!とことこあーすの八木です^^
とことこあーすでは、同じ日本人が、どうやって夢をつかんだのか?
挑戦、失敗、成功を通して、オモシロイ大人の生き方を子ども達に伝える
グローバル・ハローワーク授業を行っています。
「世界一美しい海岸線」があるアマルフィに在住されている YUMIさん をお迎えしてお話を伺いました。
先日のグローバルハローワーク授業にて、イタリアの南部にあるアマルフィに在住されているYUMIさんにお話を伺い、来ることになったきっかけやお仕事、アマルフィでのリアルライフについて、知ることができました。
YUMIさんは、小学校高学年になってから英語に触れるようになり、中学生の頃に流行った、大好きなマドンナの歌詞を全部理解できるようになりたいというモチベーションから、英語を猛勉強されたそう。この頃の夢は、他の言語に訳すときに、その言語ならではのニュアンスをも上手に伝えられる翻訳家になること。また、大学は、外国語系の学部に進学されたそうです。そのくらい英語が大好きだったYUMIさん。では、なぜYUMIさんは、イタリアの中でも知名度がそこまで高くない、アマルフィに移住することになったのか。
簡単に述べると、移住のきっかけは、イタリア人である現在の旦那さんとの婚約。旦那さんとは、YUMIさんが大学生の春休みに、ロンドンの語学学校へ留学し、そこで出会ったのだそう。老舗ホテルのオーナーである旦那さんとの結婚当初は、お姑さんに教わりながら、2年間、修行の日々の連続だったとのこと。しかし、その大変な経験が、今の仕事に生かされているとも仰っていました。
現在、YUMIさんは、3つの仕事をこなされています。主に日本人の方を対象としたウェディングプランナー、ファミリーホテルの経営、そして文化交流のコーディネーターです。どれも需要を考えて、ゼロから生み出したお仕事であり、人と人を繋ぐお仕事。特にウェディングプランナーのお仕事では、理想の結婚式になるように、お客様がしたいことを話し合い、向き合う。それは、子どもの頃に夢見ていた翻訳家と伝える形は違えど、言葉やコミュニケーションを大切にするお仕事であることに変わりないと思います。YUMIさん自身もそこに対するベースの考え方は変わっていないと仰っていました。
最後に、私が今回のグローバル・ワークでのYUMIさんのお話で印象に残ったことをお話ししたいと思います。将来、英語を使った職業に就きたいと考えている大学生への、YUMIさんのアドバイス、「自分がその時に戻るなら、日本語教師の資格をとる勉強をする。」そう考える理由は、自分が海外で生きてきて、「日本語を学びたい」と言う需要が少なからずあるということ知ったからだそう。より孤独を感じやすい海外での生活を、少しでも自分が必要とされていることを実感できることで、人間は生きていける。人との関わり、それを作るコミュニケーションを大切にし、相手が喜ぶためのニーズを考えているYUMIさんだからこそのアドバイスだと感じました。どんな仕事でも、ニーズを考えることの大切さを再確認することができました。