元南極観測隊の「南極おじさん」から学ぶ変化に強い生き方

とことこあーすでは、子ども達に海外への関心のきっかけを持って頂けるように小中学生に向けて月2回特別授業を行っております。
■世界で活躍する日本人から学ぶ!【グローバル・ハローワーク授業】
同じ日本人が、どうやって夢をつかんだのか?
挑戦、失敗、成功を通して、オモシロイ大人の生き方を子ども達に伝える
グローバル・ハローワーク授業を行っています。
元南極観測隊の「南極おじさん」にお話しをお伺いしました!
冬場は平均マイナス20度。地球で最も過酷な環境の1つである南極での隔離生活。
7年連続で南極で年を越した唯一の日本人。
元南極観測隊の、南極おじさんに小中学生に向けてお話頂きました!
子ども達に「南極といえば?」って聞くと、
「寒い」「雪」「ペンギン🐧」
なんて話していたのですが。
平均−20度、−70度❄️の場所もあって
富士山より高いくらい雪が積っていて、
卵を割って出てきたばかりの
ペンギンの赤ちゃんの動画を見せてもらったりして!
遠い国の漠然とした子ども達の疑問が、
具体的にイメージできるようになっていく^^
こんな風に双方向にやり取りしながら、
子ども達の関心が深まり、
また次の疑問が沸いてくるのが嬉しかったです!!
「環境問題」と大きなことのように言われても
地球の46億年の歴史からすると、人間が産まれたのなんて最近で。
[人間が地球を汚したばっかりなら、
自分達の手で元に戻していけるんじゃないか?]
地球の歴史を観測してきた南極おじさんからの言葉から、
自分で考え、調べ、自分にできることを実践することの大切さを
子ども達一人一人が学んでいたようでした。
また死と隣り合わせの南極で生きていくには
結局一番大切なのは人間力という話には参加くださった親御様も驚いていて!
これは以前JAXAの方も、
宇宙飛行士の一番の条件は人間力だって言っていたことを思い出しました。
南極おじさんは、
雪上車の仕事が好きで好きで堪らないらしくて!
そしたら南極で雪上車を扱う南極観測隊にたどり着いたそうです。
「お母さんはどんな子育てをされていたんですか?」
という問いに、
とにかく好きなことを満足するまでさせてくれたとのこと!
「粘土に夢中になったら、実寸大のトイレを作れるくらい粘土を買ってきてくれた」
というエピソードも!笑
好きなことからの成功体験を積み重ねていくから、
自分に自信を持つことができ。
新しい環境でも、自分を信じて挑戦できる!
過酷な状況でも、好きなことだから楽しめる!!
親子でたくさん学ばせて頂きました(^^)
夏休みの自由研究を南極にされるお子さんもいらっしゃいました!
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同じ日本人が、どうやって夢をつかんだのか?
挑戦、失敗、成功を通して、オモシロイ大人の生き方を子ども達に伝える
【グローバル・ハローワーク授業】
オンラインで海外の街と生中継で繋がり、異文化を感じながら、
自分に何ができるのかな?と考えてもらえる機会を持てるように
【異文化コミュニケーション授業】
毎月開催しています(^^)
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<日本の南極観測隊>
南極観測隊は正式には南極地域観測隊と言い、南極大陸の気象・天文・地質・生物学などの観測を行うために日本が南極に派遣する調査隊の名称。
オーロラベルトの真下のある基地で通年で人が滞在している基地。
他の国の観測基地と同じく、気象や地質、エアロゾル、オーロラなど様々な研究データを取得している、南極では大きな基地。
(2021年8月)